甲殻類観察日記

日々観た映画作品の紹介をしていきます(小ネタ多め)

地獄からの使者、スパイダーマッ!(ライミ版スパイダーマンを語る)

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東映スパイダーマンだと思った?

 

あれ(タイトル)はウソだ

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今回は私が愛して止まない

スパイダーマン(サム・ライミ版)」を綴らせて頂きます。

(ネタばかりなのであしからず)

 

 

 

 

そもそもスパイダーマンとは?

 

OK!じゃあ最初から説明…しません。

あれだけ有名なのだから最早説明すること自体が無粋。それでも知りたい方は

Wikipediaか映画またはアメコミ好きの友達に聞こう。

とりあえず、空飛ぶ親愛なる隣人と認識しておけばOKです。

 

(愛はコンビニに売っているのに何故友達は売っていないんです…?)

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映画作品について

 

親愛なる隣人には実写シリーズが3作品,アニメが1作品存在しています。

今回触れていくのは、2002年に監督サム・ライミ氏が手掛けたシリーズ。

 

あらすじ

 

冴えない高校生、ピーター・パーカーがある日凄い蜘蛛に噛まれて、翌日になると

あら不思議!筋肉ムキムキで眼鏡も要らない超人になっていた!

あと原理はよく分からないけど手首から蜘蛛糸も出る出るでーる。

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本人でさえ惚れ惚れする筋肉。このあと階段を凄い勢いで駆け下りていく。好き

 

 

魔法は尻からビームは目から蜘蛛糸は手首から!!

 

 

そんな超人マッチョになったピーター君が、恋にバトルに粉骨砕身していくお話。

いや、本当に苦労人なんですよ。そんな君が好き。

 

 

見所

 

えっ…全部

全シリーズ通して様々なファンがいるスパイダーマンシリーズ。

 

その中でも、何故私がライミ版を神格化し寵愛しているのか?を絡めつつ記します。

 

①キャラの個性

 ライミ版のスパイディーは、全3部作で構成されるのですが

 登場人物漏れなく個性が強い。特に2

 ピザ屋の店長から始まり、ピザを盗み食いしようとするオジサン

 顔が妙に濃くてどこかコミカルな舞台のもぎりのオジサン

 路上でスパイダーマンソングを歌うお姉さん

 キャー!私も連れて行ってスパイダーマン!と黄色い声を掛けるお姉さん

 銀行で客の預金をちょろまかそうとして怒られる銀行員

 スパイダーマンを心の底から尊敬している男の子

 

      家賃ー!とその娘さん

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界隈ではMJより可愛いのではないかと囁かれているディコヴィッチさん

 

 

 そしてあの…

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股の食い込みが凄いらしい

 これが一体どういうシーンなのか気になる方は本編を観よう。

 ちなみに、左のこの方は本国アメリカで有名な方らしいです。

 

ここまで書いて思ったけど、私が病的なまでにこのシリーズを観ているからこそ、モブをしっかり覚えているだけという可能性が微レ存…?

 

 

②摩天楼を駆け巡るアクション

 1は公開年が2002年。以前から映像化の案自体は存在したものの、技術の関係で

 実写化は難しいと言われていた今作品。それもその筈。

   当然と言えば当然なんだけど自由に飛ぶ。

 これらをクリアすることは黎明期では不可能だと言わんばかりのアクション満載。

 

 ビル群を自由にスイングしたり、隙間を超高速で飛び抜けていくシーンなどは

 原作ファンのみならず、新規のファンも大勢生み出したことでしょう。

 特に2の時計塔からの展開。

 あそこまでシームレスに舞台を変えていきつつ、その環境を利用していくって

 中々お目に掛かれないレベルだと思います。これぞスパイダーマン!があの

 流れに全て詰まっていると言っても過言ではない。

 

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このポージングがね、好き…

 

③ピーター・パーカーという人間性

  我らがスパイダーマンもマスクを脱げば一般人。

  公衆電話で小銭が足りなかったり、ホットドックが好きな小市民。

  だからこそ、悩み傷つく。それでもなお、悪に立ち向かって行く。

  

 この二面性こそがスパイダーマンの最たる魅力。

 

  時には間違いを起こすこともあるけれど、人間なんだからそれで当然。

  その度に一つ一つ乗り越え成長していくのも人間。

  

  そんな役柄をトビー・マグワイア氏が好演

  何というか、本当に良い意味でその辺りにいる優しいお兄さん、な感じ。

  どこかあか抜けていないんだけど、瞳にはしっかりとした意思を感じる。

  実写版スパイダーマンマグワイア氏の印象が強すぎて、後に続く

  ガーフィールド氏とトムホ君が霞んで見えてしまうことも。

  (三者三葉で全て好きですが) 

  

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3で瞳から涙が零れ落ちるシーンが妙に印象的

 

 

総評

  後に続く、実写版スパイダーマンシリーズの礎を築いたとも言えるライミ版

  スパイダーマン

  派手なコスチュームで現れ、全世界を魅了した親愛なる我らが隣人。

  CG周りには若干の年代を感じるが、それを補って余りある魅力が随所に

  溢れている名作。